Codex × GPT Image 2.0

画像LPの作り方
AIで作ったデザイン画像を、Codexで忠実にコードへ。

「見た目だけの画像」で終わらせない。デザイン画像を用意し、Codex(OpenAIのコーディングAI)に忠実に再現させて、公開できるLPまで完走するための手順です。

対象:AIを少し触ったことがある人 使うもの:ChatGPT / Codex スマホファースト前提
OVERVIEW

全体像は4フェーズ

難しく見えても、やることは「①設計 → ②画像 → ③素材 → ④実装」の一本道。特に差がつくのは③素材づくりと④の"忠実に"の指示です。

1

設計

誰に何を売るか、構成、ワイヤーフレームを先に固める

2

デザイン画像

GPT Image 2.0でデザインカンプを生成、1案に絞る

3

素材づくり

画像を1個ずつ生成し、本物の透過PNGに整える

4

Codex実装

AGENTS.mdを用意し、画像に忠実にコード化させる

PHASE 01

設計 ── 手を動かす前に決める

STEP 1

戦略ブリーフィング

「誰に・何を売るか」「ゴール(申込/登録/購入)」を先に言葉にする。ここが曖昧だと、あとの画像もコードもブレます。

STEP 2

ページ構成を決める

セクションの順番とコピーの骨格を作る。よく使う並びは下記。

  • ファーストビュー(メインキャッチ+サブコピー+CTA)
  • 共感(悩み)→ 未来提示(変化後)
  • サービス内容 / 選ばれる理由
  • お客様の声 / 実績
  • 料金・特典 → FAQ → クロージング+CTA
STEP 3

ワイヤーフレーム

全体レイアウトを先に確定。FigmaでもClaude Designでも、手描きでもOK。「どこに何を置くか」が決まっていれば次の画像生成が速くなります。

POINT この段階では見た目より「誰に・何を・どの順番で伝えるか」。ここを固めるほど、後工程の一発OK率が上がります。
PHASE 02

デザイン画像 ── GPT Image 2.0で作る

STEP 4

デザインカンプを生成

構成をもとに、GPT Image 2.0でLPのデザイン画像(カンプ)を作る。世界観・参考イメージを添えると精度が上がります。まず3案作って、その中から1案を選ぶのがおすすめ。

STEP 5

採用案は「コーディングしやすさ」で選ぶ

"かわいい"だけで選ばない。Codexが忠実に再現しやすいかを見ます。

  • セクションの区切りが分かりやすい
  • 余白があり、文字が読みやすい
  • スマホ幅で破綻していない
  • 素材をパーツ単位に分けられそう
  • CTAがちゃんと目立っている
POINT この画像が「④の忠実再現のお手本」になります。ここで納得いくまで詰めておくと、実装がラクになります。
PHASE 03

素材づくり ── ここで差がつく

デザイン画像から画像を「切り抜く」のではなく、コーディング用に作り直すのがコツ。ここを丁寧にやると、実装での事故が激減します。

STEP 6

1素材 = 1ファイルで生成し直す

ヒーロー画像、理由セクションの挿絵、アイコン、装飾…をまとめず、1つずつ個別ファイルにする。サイズ調整・レスポンシブ・hoverが効くようになり、管理もラクです。

STEP 7

「本物の」透過PNGにする

画像生成で「透過PNG」と頼んでも、実際は透明ではなくチェッカー柄が描かれているだけのことがあります。背景を本当に透明化して、alpha情報を持ったPNGにしましょう。

⚠ よくある罠 チェッカー柄が"描かれた"画像をそのまま使うと、実装後に背景がガビガビに。実装で使うのは assets/transparent/ の本物透過だけにする。
STEP 8

英数字ファイル名にリネーム

日本語ファイル名は、実装やデプロイで404の原因に。「どこで何に使う素材か」が分かる英数字名にします。

assets/ ├── transparent/ ← 実装で使う本物の透過PNG │ ├── hero_woman_laptop.png │ ├── reason_support_team.png │ ├── icon_heart.png │ └── icon_clock.png ├── original/ ← 生成直後の元画像 └── svg/ ← SVGアイコン
STEP 9

デザイン仕様書をまとめる

色・フォント・スマホ幅・セクション構成・画像の使い場所・CTAルールなどを1か所に。Codexがこれを読んで実装します。

docs/ ├── design_spec.md ← デザイン方針・ルール ├── design_tokens.css ← 色・余白などのトークン └── asset_inventory.csv ← どの画像をどこで使うか一覧
PHASE 04

Codex実装 ── 画像に忠実にコード化

STEP 10

AGENTS.md を用意する

Codexはプロジェクト直下の AGENTS.md を設定ファイルとして読みます(Claude Codeの CLAUDE.md にあたるもの)。プロジェクト概要・実装ゴール・デザイン方針・使う素材フォルダ・カラー・CTAルール・最終チェック項目を書いておきます。

MEMO Codex = AGENTS.md / Claude Code = CLAUDE.md。ファイル名を間違えると読み込まれません。
STEP 11

いきなり書かせず「読み取り・計画」から

最初から実装させず、まず仕様書と素材を読ませて計画だけ出させる。ここで方針のズレや不足素材を潰します。

STEP 12

デザイン画像に忠実にコーディング

採用したデザイン画像を「お手本」として渡し、余白・文字サイズ・配色をそのまま再現させる。仕上げに360/390px幅で崩れがないか確認します。

PROMPTS

コピペで使えるプロンプト3つ

実装フェーズでそのまま貼れる指示文です。ファイル名やパスは自分のプロジェクトに合わせて調整してください。

① 読み取り・計画(最初に渡す)
このプロジェクトは、デザイン画像を忠実に再現するスマホファーストのLPです。

まず AGENTS.md を読み、その後に以下を確認してください。
- docs/design_spec.md
- docs/design_tokens.css
- docs/asset_inventory.csv
- assets/transparent/
- assets/mockup_reference_01.png(採用したデザイン画像)

まだ実装・編集はしないでください。まず以下だけを報告してください。
1. 読み取ったデザイン方針
2. 実装するセクション一覧
3. 使用予定の主要画像素材
4. 不足しているファイルがあるか
5. 実装方針
6. 実装前に確認したい懸念点

画像は必ず assets/transparent/ を優先。
CTAは画像ではなく HTML/CSS で再現してください。
デザイン画像の世界観を勝手に変えないでください。
② パス確認(画像が出ない・不安なとき)
実装に入る前に、画像素材の存在確認だけを行ってください。

確認対象:
- assets/transparent/hero_woman_laptop.png
- assets/transparent/reason_support_team.png
- assets/transparent/icon_heart.png
- assets/transparent/icon_clock.png
- assets/svg/icon_sparkle.svg

存在しないファイルがあれば、勝手に別画像へ差し替えず、
「不足ファイル」として一覧化してください。
③ 実装GO(忠実再現の指示つき)
OKです。今の方針で、採用したデザイン画像に忠実に実装してください。

再現の指示:
- レイアウト・余白・文字サイズ・配色は、デザイン画像から読み取った値をそのまま使う
- 勝手に解釈・アレンジせず、画像に写っているとおりに再現する
- スマホ幅 390px を基準に、360px で横スクロールが出ないようにする

実装後に以下を確認してください。
- 360px 幅で横スクロールが出ない
- 390px 幅で余白が美しい
- 画像のパス切れがない
- CTAボタンが押しやすい(44px 以上)
- 各セクションがデザイン画像に近い見え方になっている
TIPS

「忠実に再現」の精度を上げるコツ

元記事(Claude Design→Codex画像→忠実コーディングの3ステップ)では、最後の指示に"ある一文"を足すと再現度が上がるとされています。ただしその具体的な一文は元投稿の動画内で解説されており、記事テキストには含まれていませんでした。ここでは捏造せず、一般に効きやすいコツを挙げておきます。

出典メモ 本セクションは、Notionにストックした2記事(Codex 7ステップ/Claude Design→Codex画像→忠実コーディング)を元にしています。数値や"秘密の一文"など未取得の情報は、推測で埋めていません。
CHECKLIST

公開前チェックリスト

PITFALLS

初心者がハマりやすい所

画像が404になる
日本語ファイル名が原因のことが大半。英数字にリネームし、パスを②のプロンプトで確認。
背景が透明に抜けない
"チェッカー柄が描かれただけ"の偽透過。本物の透過PNGにして transparent/ に置く。
デザインが勝手に変わる
「解釈せず画像に忠実に」と明示。画像を必ずお手本として渡す。
スマホで横スクロールが出る
390px基準・360pxで崩れ禁止を先に伝える。実装後に必ず確認。
設定ファイルが読まれない
Codexは AGENTS.md。CLAUDE.md と間違えない。
一発で完璧を狙って崩れる
まず読み取り・計画 → セクション単位で確認しながら実装する。